【nude:masahiko maruyama】Three Layered ”BORO" Cut Jacquard Oversized Patched Long Coat (BLACK)

オリジナルの生地を使用したロングコート。
3重の層となった生地で、裏地なしの見た目よりも軽い素材感です。
メタルのような雰囲気の水牛ボタンのヒンヤリした雰囲気が「ボロ」との
対比で引き締め効果を感じます。
真冬は寒いかもしれませんが、秋口・春先も活躍してくれます!
「ボロ」の中にある美しさをぜひご体感ください。
なお、素材の説明はデザイナーさんからいただきましたので転載いたします。
素材:Cotton85%、Wool 15%

<デザイナーさんからの生地説明>
貴重だった木綿の生地の破れた部分を継ぎ接ぎしていった、
”ボロ"と呼ばれる日本の古着から着想を得たジャカードです。
縫い重なったイメージを表現するために3重のジャカード組織にしています。

①表側になる一番上はカットジャカードという手法で、織上がった後に、
 柄と柄の間を繋ぐ横糸を手作業によりカットしています。
②生地の真ん中の部分は水溶性ビニロン糸を使用してチェック柄の組織で
 織っています。
 水溶性ビニロンの糸は縦糸、横糸の一部に使用しています。溶けた部分のみ
 縦糸、横糸が浮いた感じになります。
③一番下は基礎になる部分なのでカットせず、①、②の組織を繋ぐ役目となります。
 良くみるとポツポツと、手縫いの後のように見える部分がありますが、
 この部分で①と②と③の生地が重なって止まっています。

上の違う方法で織られた3重ジャカードの生地を熱湯に湯通しします。
湯通しすることにより、②の組織の水溶性ビニロン糸が溶けて消え糸が絡まり、
①のカットした糸がほつれて毛羽立ちます(ウール の糸が15%入っていますが、
ウールの糸が熱湯により縮絨され、より毛羽立ちが目立ちます。

上記の加工により織上がり時にフラットだった生地が膨らみ、縮んで立体感と
ソフトな毛羽立ちが表現され"ボロ”のイメージが出ます。

商品では、さらに生地の裏側を使ったパッチワークを施すことにより、
より"ボロ”感を表現しています。
1(肩幅47 身幅57 着丈124 袖丈70), 2(肩幅49 身幅59 着丈127 袖丈71)

121,000円(税込)

定価 121,000円(税込)

  • SIZE
  • 型番 
    NU-1604
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